栄養管理科
栄養管理科とは
- 患者さんの適切な栄養量・食形態などを見出す
- 患者さんの栄養状態の評価判定に努める
- 患者さんの栄養管理に関わる指導を行う
食事について
食事は管理栄養士が献立を作成し、調理師(員)・栄養士が衛生管理に基づいて調理を行い提供しています。性別、年齢、身長、体重、疾患などに応じ、必要栄養量を求めて提供栄養量(エネルギーやたんぱく質など)を決めます。また、アレルギーや服薬による禁止食品の有無、摂取状況、飲み込みの機能にも配慮しています。
食事の種類
一般食 | 特別制限のない食事:常食、軟飯食、全粥食など |
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特別食 (療養食) |
個々の疾患に応じた制限のある食事:心臓食、糖尿食、腎臓食など |
副食の形態
形 | 飲み込み機能に問題なく基本の形 |
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粗キザミ | 形を基本に食べやすい大きさにしている |
ケア | 飲み込みのよい食材を選択し、とろみをつけ舌で潰せるようなやわらかさにしている (嚥下調整コード:4) |
ペースト | 調理済みの料理をミキサーにかけ、飲み込みやすいようにとろみをつけている (嚥下調整コード:2-1) |
行事食
入院中・入所中でも季節を感じていただけるように、行事や季節に応じた食事とカードを提供しています。行事食は楽しみにしている患者さんも多く、栄養管理科の腕の見せどころです。
クリスマス
形食
ケア食
ペースト食
正月
形食
ケア食
ペースト食
こどもの日
形食
ケア食
ペースト食
嗜好調査
現在の食事に対する意見や満足度を把握し、今後の献立に活かすと共に、食事提供方法、調理方法などの改善に役立てる目的として年に1回実施しています。嗜好調査実施後は、まとめた結果を前年度と比較し、取り組みをした成果がどうであったか、評価点が下がった原因は何かなどの問題点を栄養管理科職員全員で共有し、検討を行っています。